2020年5月、WSL(World Surf League/世界プロサーフィン連盟)(WSL) と「MF Softboards」が主催するソフトボードのデザインコンテスト「Global Shaper Challenge」の開催が発表されました。このコンテストは、コロナ禍における#StayLocalキャンペーンの一環として、世界中の才能あるシェイパーに新たなチャレンジの場を与える目的で開催される世界レベルのコンテスト。
コンテストの案内を目にしたシェイパー・熊谷充功は、プロサーファーとして3度の世界チャンピオンに輝いたサーファー界のレジェンド、ミック・ファニングが実際に試乗し、優勝者を決定する最終ラウンドの審査手法に興奮。世界中のシェイパーとの激戦を予想しながらも、KUMA Surfboardsのツインフィンフィッシュモデル「FISH」で挑戦を決意します。
2020年7月、ミック・ファニング、ダレン・ハンドレー、マーク・マシューズ、ジェシー・ファーン、カーク・ヘンソンなど豪華審査員によるトップ8を選出する一次ラウンドと、ソーシャルメディアでの24時間限定の人気投票によるトップ4を選出する二次ラウンドが行われ、「FISH」はこれらを順調に通過しファイナルへ進出します。
そして2020年9月、ミック・ファニングの試乗による最終ラウンドの審査が行われ、「Aipa Surf」のデューク・アイパ、「Modern Hawaiian Collective」のカマレイ・アレクサンダー、「Pukas」のアクセル・ローレンツなど、世界中の名だたるシェイパーを抑えて「FISH」が優勝ボードに選ばれました。「FISH」は、ミック・ファニングが監修するサーフボードレーベル「MF Softboards」の2021年コレクションに採用され、全世界での販売が決定しています。